2010年7月7日水曜日

Debian LennyなMac MiniをPulseAudioサーバにする

Software Design 6月号やUbuntu Weekly Recipe 第106回 PulseAudioでリモートスピーカを使うで、Ubuntuでのスピーカーサーバの作り方が解説されていた。
UbuntuでできることがDebianでできない筈がねぇ!…ということで、Debianで挑戦してみた。

サーバ側


・alsa関連を入れる
# aptitude install alsa-utils


・PulseAudioとZeroConfモジュールを入れる
かなりパッケージ数が多いので注意。
# aptitude install pulseaudio pulseaudio-module-zeroconf


・サーバ起動時にPulseAudioデーモンが実行されるように設定する
/etc/default/pulseaudioのPULSEAUDIO_SYSTEM_START=0を1に変更。


・/etc/pulse/default.paを変更する

#load-module module-native-protocol-tcp
#load-module module-zeroconf-publish

以上の部分を、以下のように変更する。
auth-ip-acl=10.39.39.0/24は、サーバへのアクセスを許可するサブネットを指定する。

load-module module-native-protocol-tcp auth-ip-acl=10.39.39.0/24
load-module module-zeroconf-publish



・PulseAudioデーモンを起動する
# /etc/init.d/pulseaudio start


クライアント側


・paprefsをインストール
# aptitude install paprefs


・paprefsを起動し、Make disconverable PulseAudio network sound devices available locallyのチェックをOnにする


・「サウンドの設定」を開き、「出力」をpulse@サーバホスト名に設定する



後は、MPlayerやら何やらで再生して、サーバ側から音が出れば成功。
なかなか認識してくれない場合は、サーバをrebootしてみるのも手かもしれない。