2008年7月29日火曜日

MoonSecure Antivirusについて

2~3週間使ってみたが、やはりまだver2はBeta版ということもあり、いろいろ不安定な模様。

まず、Server2008で標準ユーザーでログインして、右クリックメニューから手動でスキャンしようとするとExplorer.exeごと落ちる。(Administratorだと問題ない)

そして、一番の問題が、MoonSecure Antivirusをインストールすることで常駐する、moontray.exeが、MoonSecure Antivirus v2.2.2.163(Beta)の場合、AVGで"トロイの木馬Generic10.AAUM"として認識されてしまうということ。
Moonsecure Antivirusを削除して、再インストールしても、仮想マシンにインストールしてスキャンしても同じ結果に。

そして、多くのスキャンエンジンでファイルをスキャンできるhttp://www.virustotal.com/jp/にアップロードし、スキャンしてもらった。

その結果…
virustotal_スキャン結果

Avast: Win32:Trojan-gen {Other}
AVG: Generic10.AAUM
F-Secure: Suspicious:W32/Kolweb.d!Gemini
Gdata: Win32:Trojan-gen
Ikarus: Virus.Win32.Trojan
NOD32v2: probably unknown NewHeur_PE virus
Prevxl: Suspicious

7/35がトロイやらウイルスと言っているようで…
さてどうしようか…


(´;ω;`)ブワッ

2008年7月20日日曜日

Windows XP Service Pack3がWindows Updateで配布開始

7月11日から、段階的にWindowsXP Service Pack3が配布され始めた模様。
また、7月16日からは、WindowsVista Service Pack1も段階的に配布されているらしい。

なにやら一部の環境で強制再起動が繰り返されて問題になっているようだが…。

私の身の回りでは、1件だけ、WindowsXP SP3にアップデート時に、再起動地獄に陥った例があった。

そのPCの構成はこんな感じ。
・どこかのショップブランドPC
・Core2Duo E6300かE6320
・Geforce 7600GT
・マザボは不明(AMI BIOSだったことが記憶にある位)
・WindowsUpdateは、その時点(確か5月末位)での最新の状態。拒否したUpdateは無し。

症状としては、
・SP3のアップデートをしている途中に、いきなり再起動がかかる(青画面は無かった…と思う)。
・その後、SP3アップデート前に復元される。
・ウィルス対策ソフトなど(確かAvastだった)をOffにして試したが、同じタイミングで強制リブート。

そして、結局諦めた。

とりあえず、SP3入れる前に、再セットアップしたほうが良さそうな環境ではあった。
ウィルス対策ソフトを何回も違う種類を入れ替えたり、ネトゲのファイルがシステムディレクトリに入り込んでいたり、と、俺ならまず再セットアップを考えるレベルだった。
現在はしっかりアップデートできるのだろうか…?

SP3統合ディスク作ってインストールしたほうが絶対早そうだよな、これ…とは思った。


ちなみに、WindowsXP SP3、WindowsVista SP1のアップデートをブロックするツールは、ここにあるようだ。

Windows Service Pack ブロッカー ツールキット
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/library/bb927794.mspx

まぁ、何も特別な問題が無いのなら、このようなツールは使わず、さっさとXP SP3やVista SP1にアップデートしたほうが賢明だと、セキュリティ面やらバッテリーの維持時間、ハードウェアの最適化、軽さ、その他を含めて言えると思う。

ソフトウェアの互換性の問題などの特別な理由も無いのに、わざわざ古いまま使っている人がいるのは、いったいなぜなのだろうか…。

2008年7月19日土曜日

環境が変わってもlameは同じファイルを出力するのか

普段、音楽ファイルをmp3にエンコードするのには、lame(現在は3.98の安定版を使用)を使っているのだが、ひとつ疑問に思っていることがあった。それは、

「エンコード結果は、毎回必ず同じになるのか」

…ということで、早速調べてみた。

◇調査環境
lame 3.98 Stableを、Windows Server 2008ではコマンドプロンプト上で、Ubuntu 8.04ではGnome-Terminal上で動かし、wavファイルをエンコード。
ソースには、全て同じ1つのwavファイルを使用。
そして、それを1つエンコードした場合と、同時に4つエンコードした場合を比較。
 ※クアッドコアでは、lameは1つのCPUコアしか使用しないので、4つ処理させたらどうなるのかを確かめるため

ただ、ひたすらエンコードするだけではつまらないので、今回は、Linux上でWindowsのアプリケーションを動作させることのできる互換レイヤー「Wine」を利用して、Linux上でlame.exeを使いエンコードし、Windows上で作成したものと比較する、ということもしてみた。
そして、ファイルの比較には、MD5、SHA1、SHA512を使用した。
…SHA512だけで十分な気もするが。

◇ソースファイル
A Brand New Day.wav
MD5:0333d159a06e66b0e4f72f0ffe49256c
SHA1:6a233dc4fcbba8218b01abb845685c18ca528a55
SHA512:b156c15b0c8747a1a7d9fe58d47c2e3522b43d9cf050ce0169fcdfd1fd392a6467a3b2fa15cc6e7e01d5004eb4733ffda7cc114a97ca58125f5903e6863f66c0

◇結果
・Windows Server 2008上で、一度に1つのエンコードを行った場合
A Brand New Day.mp3
MD5:a014dcaec054369216b150ca64e36d89
SHA1:4c203ef1e46025ce433ad012c5a15f97aab007bb
SHA512:5ecc0a10c4e57ca70bb28cb1c55a8d2df164cbda72b5293ededd6333eeb67869c8e17e9c1f25be593a76dabd4612f0a93c1419e5c86c466eae784c974bcf1577

・Windows Server 2008上で、一度に4つのエンコードを行った場合
すべて上と同じ
WindowsServer2008上で4つ同時にエンコード

・Ubuntu 8.04上で、Wineを使用し、一度に1つのエンコードを行った場合
すべて上と同じ

・Ubuntu 8,04上で、Wineを使用し、一度に4つのエンコードを行った場合
すべて上と同じ
Ubuntu 8.04上で4つ同時にエンコード


◆まとめ
Wineを使ってLinux上で実行しようが、4つ並列処理させようが、処理の結果出力されるファイルは全く同じである。


Wine
http://winehq.org/

lameのバイナリはここで。
http://rarewares.org/

日本語が使用できるlameフロントエンド、Life
http://kkkkk.net/

2008年7月9日水曜日

Windows Server 2008 32bit版で動作したアプリ

Webブラウザ
Opera 9.51
Firefox 3
Jane Doe Style 2.7.8.0


アンチウィルス
ClamWin Antivirus
MoonSecure Antivirus v2beta
a-squared Free
PCTools Anti Virus


ファイアウォール
COMODO Firewall Pro
CurrPorts(ネットワーク監視ツール 日本語対応)
PC Tools Firewall Plus ※09.10.01追加

Office
StarSuite 8
Microsoft Office 2007 Personal


システム関連ツール
PowerX PerfectDisk8 体験版
Defraggler
CCleaner 2.09
CPU-Z
GPU-Z
ImgBurn 2.4.2.0
Daemon Tools Lite 4.12.4
EPSON Printer Driver
EPSON SCAN

※ImgBurn 2.4.1.0は、標準ユーザーでは
E 01:15:18 CreateFile Failed! - Device: '\\.\CdRom0' (D:)
と出て、DVDドライブを認識しない模様。
管理者として実行すれば認識した。


仮想マシン
VirtualPC 2007 SP1
VMWare Player 2.04
VMware Workstation 6.02

※VirtualPC 2007 SP1は「サポートされていないオペレーティング システムが実行されています。」と出るが問題無く使用できる。


動画関連
ffdshow
QTConverter 1.3.0

※QTConverter+QuickTime Alternativeの組み合わせでエンコードできることを確認。


音楽関連
iTunes 7.6
SD-Jukebox v6
H2K6
QuickTime Alternative
Exact Audio Copy
Vocaloid 2 体験版
NEC FOMA N902iミュージックプレーヤーデータ転送ソフト
SoundEngine Free

※Vocaloid 2 は、Windows Vistaでの動作に関して、スタンドアロンを推奨とあったので、Server2008でも同様だと思われる。64bit版にも一応対応しているらしい。製品版のライセンス認証が出来るかどうかは分からない。

※SD-Jukebox v6 は、デフォルトのデスクトップアイコンやスタートアップメニューではSD-「JukeboxLauncher.exe」から起動するようになっているが、「SD-Jukebox.exe」から起動するようにすれば起動できる。
試してはいないが、C:\Program Files以外のディレクトリにインストールすることでも回避できそうな気がする。
また、標準ユーザーでは「ユーザー権限が不足しているため表示できません」と出るので、管理者として実行。

※NEC FOMA N902iミュージックプレーヤーデータ転送ソフトは、そのままだと「2000/XPでのみ利用できます」なメッセージが出るので、Windows XP SP2互換モード、かつProgram Files以外のディレクトリにインストールし、動作確認した。


その他ツール
Strling バイナリエディタ
SmileDownloader 1.20
Terapad 0.93
SakuraEditer
Foxit Reader
WinRAR 3.71 体験版
Samurize 1.64.3
Googleデスクトップ
VistaBootPRO 3.3
irvine ダウンローダー
Adobe Reader 9
Adobe AIR
7-zip


順次追加する予定。


・Windows Server 2008 32bit版で動作しなかった、使い物にならなかったもの

2008年7月7日月曜日

Windows Server 2008

メインPC組み立て完了!!

…ということで、PCに入れるOSが必要。
しかし、お金は無い。
かといって、まだUbuntuとかに完全移行できるはずもない。

と、いうことで、前回試したときはRC1だったServer2008、
今回はリリース版(評価版)をインストールしてみた。

そりゃあ最大240日間使用可能と聞いたら使わざるを得ない。

一応ダウンロード先はこちら。
Windows Server 2008 Standard 32bit&64bit
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=B6E99D4C-A40E-4FD2-A0F7-32212B520F50&displaylang=ja

Windows Server 2008 Enterprise 32bit&64bit
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=13C7300E-935C-415A-A79C-538E933D5424&displaylang=ja

Windows Server 2008 Datacenter 32bit&64bit
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=E8A5AEC0-DE34-405E-9304-1C378F44077C&displaylang=ja

isoファイルの中身は、Datacenter、Enterprise、Standardどれも同じものの模様。
Standardをダウンロード→Datacenterをインストール、なんてことも可能。

ITProやらMSDN用などには専用のページが用意されているらしい。
まぁ一般人の私には関係無いことだが。

とりあえずプロダクトキーを入力せずに今回はStandard32bit版をインストール。
プロダクトキーなんて評価版には無い!!…と。

まぁゆっくりインストールしていってね!!!…と思ったら、地味にインストールが早かったので、ゆっくりする暇があまりなかったりする。

次にドライバとユーティリティ。ほぼVistaの各bit版でおk…なのだが、AMD OverdriveのCPU版はインストール不可の模様。何故かグラボのはCCCと同時にインストールしてOCできたりしていた。

んでもってAeroを有効に。
デスクトップなんとかとWindowsMediaまわり、そして.NET3.0をインストールして、管理ツールのサービスからThemeを有効にすればおkらしい。(Mediaは要らないのかもしれないが、俺は使うので)

そしてServerの一番のネック、ウイルス対策とファイアウォール。
どうにかしてリアルタイム保護付きでフリーのウィルス対策ソフトをインストールできないものか…と探していると、
「Moon Secure Antivirus」
なるものを発見。
なにやら、Windows、Linux、Unixのどれにでもインストールできる、オープンソースのアンチウィルス対策ソフト、ClamAVのエンジンを使用していて、リアルタイム保護にも対応しているらしい。これは(゚д゚)ウマーということで早速インストール。ver2.2.2.163ではUACにも対応。

MoonSecure
http://www.moonsecure.com/index.php

※MoonSecureAntivirusには少々問題がある(?)模様

ClamAV
http://www.clamav.net/

ファイアウォールは、最初にZoneAlarmを使用しようとして、日本語版HPのダウンロードページが404で諦め、他で探してきたexeを実行するもドライバの互換性問題でエラーとなり諦める。

PC Tools Firewall Plusをインストールして上手くいったと思ったら、再起動後プロセスが死亡しまくりアンインストール。

Comodo Firewall Proをインストール。問題なく動作するが英語版なので私の頭の互換性問題が(ry

…で、結局Comodo Firewall Proに。


セキュリティ関連や、システム関連のソフト以外はVistaで動けば大体動く模様。
QuickTime Alternative+iTunesも余裕で動作。エンコードにしか使わないけど。
SD-Jukebox 6が動作してくれたのはよかった。動作しないと面倒で…

動かない場合は、UACをOffにしてみたり、互換モードでインストール&実行してみたり、Program Files以外のディレクトリ作成してインストールしてみたり…


結論:根気が多少あれば十分使える。


なにより、32bit版でもメモリ4GB全部認識するし。

まぁ一番驚いたのは、プロダクトキー無し評価版で、何もせずにWGAの認証が通過できたことだが(ぁ

評価コピーと不正コピーを同じにされたらそりゃ怒るが…
なんとなく不思議だった。

2008年7月6日日曜日

ようやく着手

今年の3月くらいから組むと言っていたPCを、ようやく組むことができた。
当初の予定と、同じようで結構違う構成になっていたりする。

ただ、基本構想は当初の予定通り、「AMD」ということで。

PC

構成は大体こんな感じ。

MB MSI K9A2 CF-F
CPU AMD Phenom x4 9750 TDP95W
GPU ASUS Radeon HD 3650
メモリ CFD 2GB×2枚 デュアルチャンネル動作確認版
電源 剛力550W版
HDD WD SATA 500GB
DVD-D SONYNECのSATA DVDスーパーマルチドライブ バルク品

…あと何つけたっけ…? しかもかなりてきとーな書き方…('A`)

まぁDVDドライブがOSインストール時に20〜30秒程固まる以外はいたって安定して動いてくれたのでよかったとする。


OSとディスプレイ買うお金が無い\(^o^)/