Maxtor DiamondMax Plus 9 160GB ATA/133
を分解して、いろいろ遊んでみた。
写真の撮り方が下手なのは仕様です…(´・ω・`)
裏側はこんな感じ。
これが煙を吹いたチップ。
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思いっきり焦げてます。
ご愁傷様です(´;ω;`)ブワッ
電源入れた瞬間バチっと音→数秒後怪しいにおい→煙
…という感じでお亡くなりに。
接触不良が原因だったかと…。
分解に使う工具は、ヘクスローブレンチ(T8)と、ごく普通のドライバー。
T8を1本だけなら、ホームセンターなどで300円以内で買える…ハズ。
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うちにあったHGSTとMaxtorのHDDはヘクスローブレンチ(T8)だけで分解できた。
はちゅねさんによる抗議活動も空しく、分解開始。
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とりあえず、裏の基盤だけを外してみる。
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破損時の症状からして、この基盤を交換するだけで、また使えるようになる気がしたが、同じ型番のHDDを探すのが激しく面倒なのと、バックアップ用なだけだったので、中身はどうでもいい、ということで、分解に踏み切った。
裏に貼りついていたスポンジもチップと密着していた部分が焦げていた。
蓋を外した。
もうここまで来たら後戻り不可能。
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プラッタは鏡のようにツルツルで美しいと思えるレベル。
はちゅねさんの顔もよく写って…(*´ω`*)
ネジを全部外しているのに、やたら固くて開かないと思ったら、
超強力な磁石がくっついていた。
ちょっとやそっとじゃ外れない(´・ω・`)ス
マイナスドライバーなどで、てこを使って開けないと、まず開かないかと。
磁気ヘッドを動かすアーム。
動作時には、ミリ秒単位で、これが動いている。
これの下にも強力磁石が付いているので、
付近のネジを外すのはなかなか大変だった。
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アームの移動に関係している(と思われる)磁石。
これもなかなか強力。
磁気ヘッドの部分。
これがディスク回転時にほんの少しだけ浮いて、プラッタからデータを読み取っている…のだが、
これで読めているというのが物凄く不思議。
手でアームを動かすと、プラッタとヘッドがこすれて、嫌な音が出て、プラッタに傷が付く。
とっても精密だということが分かるね(´・ω・`)
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横から見てみた。
プラッタ2枚で、磁気ヘッドが4つ付いている。
プラッタには両面に記録しているということに、これを見て初めて気付いた。
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別角度から撮影。
HDDの隅のほうに、埃取り用と思われるフィルタがある。
ホコリ一つプラッタとヘッドの間に挟まるだけで、とんでもない事になってしまうので、その対策…だと思う。
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プラッタを外してみる。
外そうとすると、ネジと一緒にプラッタも回ってしまうので、ドライバーで固定しながら外した。
プラッタを無理矢理外そうとしたら、磁気ヘッドが違う部品に当たり、取れてしまった…(´・ω・`)
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(´;ω;`)ブワッ
取り出したプラッタ。
元が物凄く綺麗だっただけに、指紋が付くとやたら目立つ。
これが1分間に7200回転もしてるのか…(*´Д`)
HDDの裏、外した基盤の下にあったシールを剥がすと、大きな穴が。
一体なんのためにある穴なのか分からないが、シールで塞がれているだけということに驚いた。
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ヘッドで読み取ったデータを、HDD裏面のチップに転送するために使われる部分。
強力磁石だけを外してみた。
ネギすらくっついてしまいそうな位に強力…(*´ω`*)
一応組み立て直して、終了。
ネジが余る事も無かったので、よかったよかったw
意外とあっさりした構造だったが、その中に使われている技術は…オソロシ(ヽ´ω`)ス
完全に密封されているものと思っていたが、シールで塞がれているだけの部分があったとは…
磁気ディスクなのに、強力な磁石が近くにあっても大丈夫なこととか、謎が多いな…
2 件のコメント:
アレですか……煙ふいて焦げている上に穴空いてませんか…?
にしても、HDDってかなり精密なんですねぇ。パソコンは触ってますが、中身は全く知らないのでびっくりです。
磁器がダメ…というのは、もしかして中の磁器と影響しあってとんでもないことになるのでは……?
これでもかー!というほどはちゅねsが鏡で映ってますがw
プロジェクトディーヴァが届けば私のところにも………'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
穴っぽく見えるのは、焦げて黒くなってるからだと…たぶん。
何故磁気ディスクなのに、すぐ隣に強力な磁石を置いておけるのかは、謎です…(*´Д`)
PCのカバー開けるだけでwktkできますよ(*´∀`)
なんでこんなシリコンの塊が物凄い早さで情報を処理できるんだろう…とか、謎がいっぱいあるので。
今写真を見直したら、プラッタの写真には大抵はちゅねさんが写ってますね…
あまり考えずに横に置いておいたので、写り込んでしまったのかと(´・ω・`)ショボーン
写真取りなおすには、また分解しなくちゃいけないですし…
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