2008年9月16日火曜日

Windows Server 2008導入時にやること まとめ

忘れそうなので書いておくことにした。


※Aeroの有効化
ディスプレイドライバのインストール

"サーバーマネージャー" → "機能の追加"から、"デスクトップエクスペリエンス"をインストール

"コントロールパネル" → "管理ツール" → "サービス"
もしくは"ファイル名を指定して実行"から"services.msc"を実行
Themesのスタートアップの種類を"自動"に変更

"コントロールパネル" → "個人設定" → "ウインドウの色とデザイン"
Windows Aeroを選択


※オーディオ・サービスの開始方法の変更
"コントロールパネル" → "管理ツール" → "サービス"
もしくは"ファイル名を指定して実行"から"services.msc"を実行
Windows Audioのスタートアップの種類を"自動"に設定

AudioEndpointBuilderも"自動"に設定する必要があるかもしれない



※セキュリティポリシーの変更
"コントロールパネル" → "管理ツール" → "ローカルセキュリティポリシー"
もしくは"ファイル名を指定して実行"から"secpol.msc"を実行

・システムのシャットダウンできるユーザーの設定
"ローカル ポリシー" → "ユーザー権利の割り当て" → "システムのシャットダウン"

・システムのシャットダウンにログインが必要かどうかの設定
"ローカル ポリシー” → "シャットダウン: システムをシャットダウンするのにログインを必要としない"

・Ctrl+Alt+Delを用いたログインの有効・無効化
"ローカル ポリシー" → "セキュリティオプション" → "対話型ログイン"

・UAC(User Account Control)の詳細設定
"ローカル ポリシー" → "セキュリティ オプション" → "ユーザーアカウント制御"

・パスワードの有効期間の変更
"アカウント ポリシー" → "パスワードのポリシー" → "パスワードの有効期間"

・パスワードの長さ・文字種の制限の設定
"アカウント ポリシー" → "パスワードのポリシー" → "パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある"



その他のユーザーの権利関係も殆どローカルセキュリティポリシーで設定可能。
セキュリティに係わる項目が多いので、よく考えて設定すること。

規定値が分からなくなった場合は、右クリックでプロパティを開き、説明タブを開けば書いてある。



※おまけ
telnetクライアントのインストール
"サーバーマネージャー"→"機能の追加"→"telnetクライアント"
もしServer2008をインストールしたマシンにtelnetでアクセスしたい場合は、"telnetサーバー"もインストールする。
telnetサーバーは、インストール後に"コントロールパネル" → "管理ツール" → "サービス"から、telnetサービスを開始する必要がある。この時、"自動"に設定しないと、OS再起動時にサービスが停止した状態になるので注意。

Superfetchの有効化
"コントロールパネル" → "管理ツール" → "サービス"
もしくは"ファイル名を指定して実行"から"services.msc"を実行
Superfetchのスタートアップの種類を"自動"に設定

…と、設定したのだが、
ローカルコンピュータのSuperfetchサービスを開始できません。
エラー197: オペレーティングシステムは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません。

と出て、有効に出来なかった。
どうやらServer2008では有効に出来ないように設定されている模様。
まぁ、Serverだからなのだろうが。

ググったら有効にする方法が出てきた。
レジストリエディタを開き、
HKLM\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\Prefetch Parameters
に、次のキーを追加
名前種類
EnablePrefetcherDWORD0x3
EnableSuperfetchDWORD0x3


その後、サービスから有効にすればおk。
無論自己責任で。
Prefetcherは無くてもSuperfetchは有効にできた。

ただこの機能、評判がかなり微妙なので、有効にした状態と無効にした状態を比べてみて、自分が良いと思うほうを選ぶ必要がありそう。
メモリをただ消費しているだけなのか、有効活用しているのか、見分けられるかが問題。
メモリの空きが多い = 速い というわけではないので…



※ 09.09.17 追記
Windows Server 2008 R2では、Superfetchがサービス一覧に存在しない。
有効にできないのか、それとも他の名前や機能に取って代わられたのか…?


MSDN BlogにWindows ServerをワークステーションOSとして使う方法、なんてのがあったらしい。
…書いてること殆ど同じだな…('A`)
http://blogs.msdn.com/vijaysk/archive/2008/02/11/using-windows-server-2008-as-a-super-desktop-os.aspx
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※08.10.22 追記
評価ライセンスの場合、Windowsをインストールする前に、BIOS上の時計が合っているか確認するのを忘れると、セットアップ終了後にインターネットに接続し、NTPサーバと同期した時に、最悪の場合、3回しか使用できない"slmgr.vbs -rearm"コマンドの1回を消費する羽目になる(評価期限が60日無駄になる)ので、注意が必要。


私がやってしまった例として…

CMOSクリアして、BIOSの日付がリセットされたことを忘れてWindows起動

ライセンス認証を今日中に~…が表示される

焦って"slmgr.vbs -rearm"を使う

再起動

ネットに接続、NTPサーバと同期

また期限が切れる

…(´;ω;`)ブワッ

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