2009年5月18日月曜日

巡音ルカをWindows XP Modeにインストールしてみた

巡音ルカを手に入れたので、早速インストールしてみることにしたのだが、ただインストールするだけではつまらないので、
このあいだ作成
した「Windows 7上で動くWindows XP Mode」
で、動かすことが出来るのか、実験してみることにした。


Windows 7(x86、x64)上での動作は、Betaの時点で問題無かったので、多分RCでも問題無く動作するかと。
(Windows Vista上での推奨は、「スタンドアロン」なので、恐らくWindows 7上でも同様と思われるが、Server2008上でVSTiが使えていた(気がする)ので、多分VSTiも大丈夫…だと思う。ReWireは環境が無いので実験不可)

早速インストールするよ(`・ω・´)シャキーン



以前から何度も実験しているとおり、Virtual PC上のWindows XPでは問題無く動作。
とりあえずVirtualPC上で実行



Virtual PC上で一通りの動作確認をした後、本題のWindows XP Mode上での動作をさせようとしたところ、音声の再生時に、
Cannnot output waves (The specified format is not supported or cannot be translated. Use the Capabilities function to determine the supported formats.)
とエラーメッセージが表示され、再生出来なくなった。
Win7のXP Mode上で動か<br />すと、エラーに…

どうやら、オーディオデバイスが、Microsoft RDP Audio Driverになっているので、96KHzの音声が再生できないらしい。(通常のVirtual PCのサウンドデバイス(Sound Blaster 16)では、96kHzの音声を再生できる)

この問題は、Vocaloid Editerの、
設定→プリファレンス→オーディオの設定→サンプリング周波数を、44100か48000に変更
とすると解決した。



一度XP Modeで動作させる(統合機能を有効にする)と、Virtual PC上で動作させた場合も、Microsoft RDP Audio Driverで音声が再生されてしまう模様。
XP Modeとして動作させた後、通常の仮想マシンに戻した場合

この問題は、XP ModeをOffにすれば解決。



XP ModeをOffにするには、
Virtual PCのメニュー→ツール→統合機能を無効にする
とすれば良い。

すると、いつも通りSound Blaster 16で動作するようになる。

今回の実験で、「Windows XP Modeは、RDPを使ってウィンドウを転送しているだけじゃないか?」という事が判明。
これじゃあパフォーマンス面は期待できない訳だな…('A`)

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