2008年11月30日日曜日

Windows Server 2008 評価版のライセンスについて

無料で240日間使用(評価)出来ることで有名(?)なWindows Server 2008。
が、インストール時に無いはずのプロダクトキーを要求されたりと、いまいちライセンスまわりが分かりづらい。

私が知っている範囲では、こんな感じ。

・Windowsのインストール時に求められるプロダクトキーの入力は、「今入力しない」を選択することで回避できる。
・Windowsのインストール後、60日間ライセンス認証の猶予期間がある。その間、何度も「ライセンス認証を行ってください」のメッセージが出るが、評価版にはプロダクトキーが無いのでそもそも認証できない。よってライセンス認証は必要無い。
・ライセンス認証を行わなくても、60日の猶予期間の間は、WGAなどの正規品認証などを問題無く通過できる。
・評価版としてインストールしたWindowsでも、ライセンスを購入すれば、そのまま製品版として使用することができる。
・60日のライセンス認証の期間は、3回だけリセットすることができる。
・OSを再セットアップすることで、3回のリセット可能回数も全てリセットされ、再び240日使用することもでき(ry …ライセンス的な意味では微妙だが。
・実はWindows Vistaでも、VistaのインストールDVDを持っていれば、同じことができる(30×4の120日間だが)

…60日の猶予期間をリセットする方法は、

  • コマンドプロンプトを管理者で実行
  • slmgr.vbs -rearm と入力(詳細やその他のオプションは「slmgr.vbs」とだけ入力すると読める)
  • コンピュータを再起動

だけで良い。

これを忘れたまま、猶予期間が過ぎると、
ライセンス認証
こんな感じの画面が、ログイン後表示される。
キャンセルするとログアウトされてしまう。

「後で行います」を選択すると、数分後にこのようなウインドウが表示される。

被害者がどうとか、物凄く「ただ事で無い感」がする文だが、さして問題ではない…と思う。

60日×3回のリセット回数が残っていれば、
ライセンスの上状態をリセット
管理者権限でslmgr.vbs -rearm で、リセットすることができる。

一度「偽造の被害者」メッセージが表示されると、上のコマンド実行・再起動後でも右下に「このWindowsビルドは~」のメッセージが残る場合があるが、私の場合は更に再起動を一度することで消えた。


…評価期間過ぎた途端「偽造の被害者」扱いになるのはなんともいえないな…(ヽ´ω`)

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