2009年1月18日日曜日

Windows Server 2008 R2 Beta1がアクティベーションできない件

インストールと諸々の作業が終わったので、アクティベーションしようとしたところ、
The product key you typed cannot be used to activate Windows on this computer.(あなたが入力した製品キーは、このコンピュータでWindowsを起動させるのに用いられることができません。)
と出て、アクティベーションするすることができなかった。

Windows Server 2008 R2 Activation


間違ったプロダクトキーがい使われていた場合は、「Windows Server 2008 R2のこのエディションでは使用できません」と出るので、プロダクトキーを間違っている訳でもなさそう。
Windows Server 2008 R2 Activation


という訳で、もう一度ダウンロードセンターのWindows Server 2008 R2 Beta1のページに行って確認してみた。


このソフトウェアは評価およびテストを目的としています。Windows Server 2008 R2 Beta ソフトウェアにはライセンス認証やプロダクトキーの入力は必要ありません。Windows Server 2008 R2 Beta のすべてのエディションはアクティベーションなしに 30日間評価いただくことができます。
30 日以上 Windows Server 2008 R2 Beta を評価する場合は、以下のプロダクトキー (お使いになるエディションごとに異なります) を入力することで 2009年8月1日 (この日以降は使用できなくなります)まで評価期間を延長することができます。


もしかして、ダウンロードセンターに貼ってあるプロダクトキーはアクティベーションがいらないのか…?



試しに、"slmgr.vbs /xpr"コマンドを打ってみた。

何故か期限が58日後になっている。


次に、"slmgr.vbs /dlv"コマンド。

こちらでも58日後に。

残りのWindows 猶予期限リセット可能回数が5というのも気になるな…(Windows 7も5回だった)
Windows Server 2008やWindows Vistaで4回まで使用できた"slmgr.vbs /rearm"コマンドによるライセンス認証期限のリセットが、5回まで使用できる…のか?


さらに、winvar.exeを実行。

2009年7月2日って…一体何なんだ…
7月2日 + 30日で2009年8月1日の期限まで使えるよ、って事なのか…?


・プロダクトキー無し…30日の評価版("slmgr.vbs /rearm"で猶予期間のリセットが、5回まで可能)
・プロダクトキー有り…2009年8月2日までの評価版だが、内部で評価猶予期間が60日に変更されている("slmgr.vbs /rearm"すると60日間評価期間を5回だけ再延長することができる)

といった感じ…なのだろうか。



何かすっきりしないので、Windows Server 2008 R2 Standard Coreを更にインストールしてみた。

プロダクトキーなどを一切入力せずに"slmgr.vbs /dlv"した結果。
正直プロダクトキー入力した場合とどう違うのかさっぱり分からない。


結局、プロダクトキー無しだと30日間の評価期限、というのは、一体どういうことなのか分からないまま…
もしかして、「Sever 2008 R2は60日評価できるようにしてあるのに、ダウンロードセンターでは30 日表記になっている」ということか…?

久々にすっきりしないネタだった…


※追記
Server 2008 R2 RTM 評価版では、
・10日間のアクティベーション猶予期間を5回リセット可能
・評価ライセンスが最初から組み込まれていて、それを使ってアクティベーションすることによって180日評価可能
といった形に変更されていた。

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